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死地を越えよ

22歳くらい

夢見る隙間が聴けない

音楽

ずっと誰かに話したかったこと。夢見る隙間もないくらい好きだった人にあっけなくフラれた話。

 

aikoの33作目のシングル『夢見る隙間』は、aikoには珍しく明るい恋愛ソングだった。好きの最高潮の部分にいる子の歌だった。発売されたのは2015年4月29日。2015年4月24日のミュージックステーションで初披露された。忘れもしない。

心があなたの事で全部埋まってしまった

夢見る隙間も残ってない あぁでも言わない

 わかる~。夢見る隙間もないくらい好きなのってテレビの前で幸せなため息をついていた。

 

次の日、2015年4月25日にフラれた。

だから、忘れもしないこの時系列。夢見る隙間も残っていないくらい彼のことを好きだった私にぴったりの曲が発売されるはずだったのに。次の日にフラれた。フラれた理由は「他に好きな子ができたから」。

これが最後かもしれないと あなたにあたしはキスをする

もう逢えないかもしれないと あなたをあたしは抱きしめる

これが最後かもしれないと あなたの肩に顎をのせる

これでもう逢えないかもしれない 帰るあなたに手を振ろう

という歌詞で始まる歌なんだけど、これが全部実際に起こってしまったのだ。フラれる前日もデートをしていて、手も繋いだし、キスもした。で、”これが最後かもしれない”じゃなくて、本当に最後になってしまったのだ。他に好きな子ができたという彼は、今すぐにでも私と別れたかったのだろう、現代っ子らしくLINEで別れを告げてきた。会って話す必要はないのかと尋ねると、その必要はないと非情だった。

 

私と別れた次の日彼は新しい子と付き合い始めた。多分もうとっくに好き合っていたのだ。私だけ邪魔ものだった。で、私も彼も彼の新しい子も、aikoが好きだった。畜生。そこら辺のセンス、三者三様らしい。だからきっと、『夢見る隙間』を聴いて、彼らはホクホクしているだろう。「まるで私たちの事みたいね」って言ってるんだ。ぶん殴ってやりたい

 

別れて1年以上たつのに相変わらずこの歌だけは聴けないでいる。シャッフルで始まってしまったら即飛ばす。これは私にとって全然ハッピーじゃない。今世紀最大の失恋の傷えぐりソング。

 


aiko-『夢見る隙間』music video short version