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死地を越えよ

22歳くらい

『楽園のカンヴァス』原田マハ

原田マハの『楽園のカンヴァス』を読んだ。最近積極的に本を読んでいるらしい友人が薦めてくれたのだ。彼女はこの本を読んで、大いに引き込まれて、美術に興味を持つまでになってしまったらしい。 楽園のカンヴァス (新潮文庫) 作者: 原田マハ 出版社/メーカ…

『蹴りたい背中』

綿矢りさの『蹴りたい背中』を読んだ。 ”このもの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい” 長谷川初実は、陸上部の高校1年生。ある日、オリチャンというモデルの熱狂的ファンであるにな川から、彼の部屋に招待されるが…クラスの余り者同士の奇妙な関係を描…

石原さとみになりたかったあなたへ。金子みすゞ『明るいほうへ』

石原さとみになりたい。全国の女子、そう思うよね。 どうして私は石原さとみとして生まれなかったんだろう。そう思うよね。 でもね、聴いて。あなたは石原さとみになれないし、石原さとみもあなたにはなれないんだよ。いやいやいやいやいや、石原さとみ、私…

『僕の隣で勝手に幸せになってください』と7つのメモ

いつ食べても美味しいと思うもの、風邪をひくと食べたくなるもの、暑い時に食べたくなるもの。食べ物にも色々あるように、読書にだって色々あると思う。勇気を出したいときに読むもの、死んでしまいそうな日に読みたいもの、ドキドキしたいときに読むもの、…

心臓いくつある?

最果タヒの詩集『死んでしまう系のぼくらに』の中に、『ブラジャーの詩』がある。 ・・・わたしたちにはきっと2つ目の心臓がある・・・ 嫌いとか好きとかなんでとか、いろいろな感情を閉じ込める場所として2つ目の心臓がある。辛いときに簡単に死んでしまう…

『死んでしまう系のぼくらに』

私には週に4日くらい、死んでしまいたい日がある。 こういう話、死生観のようなものを人に言うと、暗いとかネガティブとか、かなりの高確率で言われる。確かに明るい話ではないと思うのだが、【ネガティブ】ではないと思う。”死んでしまいたい”と思いながら…

『悪意とこだわりの演出術』、私はテレビが好き。

本を読んだ感想を書くようにしたらいいんじゃないかって思ってる。でも、読んだものの、そんな綺麗に文章にまとめられないなってこともある。そういう時、書くのをやめておくか、自分しか読まないんだからって強行突破するのか、どっちがいいんだろう。 でも…

『明るい夜に出かけて』、再会の感動

佐藤多佳子さんの『明るい夜に出かけて』を読んだ。 私は小中学生のころ佐藤多佳子の本を読みまくっていた。佐藤多佳子といえば、本屋大賞を受賞して大ベストセラーになった『一瞬の風になれ』が有名。それも勿論大好きだが、佐藤多佳子の中で一番好きなのは…